「第6大量絶滅」を食い止められるのか? これまでの「絶滅」に学ぶ

地球の生態系には「大量絶滅」という大事件が幾度かありました。そして今、第6回目の大量絶滅が起こっているという研究報告があります。ハーバード大学のエドワード博士によると、今回の大量絶滅の原因は「人為的」なものであるとしています。人類は「第6大量絶滅」を食い止められるのでしょうか? これまでの「絶滅」を学んでみましょう。

カンブリア大爆発~大量絶滅以前のユニークで賑やかな世界

      2015/12/09

マンモスはヒトと共存した時期がありました。
ヒトはこの大きな動物を食するために狩猟の対象としたに違いありません。
マンモスを射止めるには、身体に武器を待たぬヒトは高度な社会性を武器に共同作戦で射止め、肉を分け合ったのでしょう。
この段階では、あまねく生き物に認められたた、「食」が目的でしたから、正当な戦いだったはずです。

幸いにも、その後の研究で、マンモスの絶滅は人的理由でないことが明らかとなりました。

現在でも、絶滅に瀕する種がたくさんあります。
地球の生態系には、「大量絶滅」と言う大事件が幾度かありました。

一番初めに起こった大量絶滅は、当時の地球上のほんのわずかな生物だけを残し絶滅しました。

この絶滅以前には、まるで、ガイア生命(地球自体を一つの生命とする考え)が自ら体内に実験的にいろんな生き物を作ったかのごとく多様な生命に満ちていました。

現在から考えれば、非常にユーモラスな者、メカニカルな者、ユニークな者やらがわんさかと生きていて賑やかな世界だったようです。

噴火

この生命大発生を「カンブリア大爆発」と呼んでいます。

しかし、その「カンブリア大爆発」期に存在したほとんどは、現在の地球にその痕跡を残す生命は存在しません。
絶滅したのです。
僅かに生き残った者のみが現在の地球に生きる多様な生命のルーツです。
「カンブリア大爆発」に出現したのは実験的と思える生体でしたから、ほぼ絶滅しました。

この後に起こった大量絶滅は5回あったとみられます。
いずれも、地質学的調査による結果判ったことです。

もっとも最近の大量絶滅は「白亜紀」の絶滅です。
この頃の万物の霊長は「恐竜」でした。
白亜紀大量絶滅の原因は、「火山説」もありますが、有力とされている説は、「ユカタン半島」付近に落ちた「大隕石説」です。
現在、絶滅の危惧の憂いにあるリストは国際社会のものと、国ごとのものがあります。
国際自然保護連合によるリストにも「レッドリスト」と呼ばれる絶滅の危機にある動物のカタログがあります。
日本では、環境庁が定期的に「レッドリスト・レッドデータブック」を公表しています。

生物が「絶滅」することは、かつて何度もあり、現在も続いています。
自然現象により環境変化は、そのつど、生命に生き残る適応力を要求し続けます。
生命の方は、「進化」を持って対抗する者もあったのです。

人類も自然の一部であり、ヒトが食することも紛れもない自然な行為です。
つまり、「食い残さないで(残飯を作らないで)食すること。」
これだけが、本来ヒトに許される殺生です。

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